十二勇者の伝説

  

  

 地の底より魔王出でし時

 世界によって選ばれし十二人の勇者によって

 魔王は打ち倒されるであろう。

  

 大空の翼(ウォード・スカイ・ウェンズ)

 慈愛の聖母(ファミル・サクリファイス)

 雄々しき拳(セシル・ミュージ)

 全てを識る者(アトロム・ガーナ)

 地獄の野獣(ミルス・スィータ)

 光の射手(シンシア・ファミリア)

 神秘の炎(ルーカス・ファミリア)

 処刑の剣(ルール・ミュージ)

 優しき雪

 秩序の申し子(エス・テイル)

 荒々しき狂戦士(アルト・ボイス)

 気高き踊り手(クノン・リズム)

  

 これは、東大陸にのみ伝わっている伝説である。

 伝記にあらかじめ記されていた、勇者たちの名前・・・

 世界は、彼らによって救われるはずだった。

  

 だが・・・。

  

 地獄の野獣ミルス・スィータは

 スカイの育った村を焼き討ち・逃亡し、

 神秘の炎ルーカス・ファミリアは、20年前に病にて他界。

 優しき雪は・・・名前が記されていなかった。

  

 それでも、勇者スカイと聖女ファミルは旅に出る。

 ・・・自らの悲願を成すために。

 

 補足:名前が記されているのは、西大陸の図書館にある完全版のみ。
     一般的な図書では、掲載されているのは二つ名だけ。
     故に、勇者自身も誰が仲間なのか知らされていない。

  

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